うちわ
丸亀うちわは、江戸初期に金比羅参詣の土産物として、朱赤に丸金印の渋うちわが作られたのが始まりといわれています。天明年間(1781〜1789年)には、丸亀藩江戸詰大目付瀬山登が丸亀藩の下級武士の内職として奨励したこともあり、丸亀の代表的な地場産業として発展を続けました。現在の生産量は年間約8,300万本、全国シェアの90%を誇り、平成9年5月、国の伝統的工芸品に指定されました。
クーラーや扇風機の普及など生活様式の変化とともに、うちわの需要は昭和30年前後の最盛期に比べて減少しています。しかしながら、風情あふれるうちわは、日本の夏に欠かせない風物詩として、根強い人気を保っています。 |